理研:脂肪酸結合タンパク質遺伝子の異常が統合失調症や自閉症を引き起こす可能性を明らかに

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統合失調症や自閉症は「治療」できると良いのか?

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

STAP細胞研究で、一躍有名になった『理研』が、脂肪酸結合タンパク質遺伝子の異常が統合失調症や自閉症を引き起こす可能性を明らかにしました。

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この記事によると、

「今後は、どの脂肪酸をどの程度、どのぐらいの期間・時期に摂取すれば症状を軽減できるのかを明らかにすることで、新たな治療法の確立につながると期待できる」

としていますが、僕はこの記事を読んで、「治療して、その結果どうするの?」という疑問を、持ちました。
 

そもそも、これを「治療」というのかどうかという話ですが、それは置いておいて。

仮に、この研究が進み、治療法が確立され、その治療が統合失調症・自閉症児者に行われたとした場合、彼らは、一体どうなるのでしょうか?

・ただの健常者になる?
・認知ができるようになる?
・幻聴・幻覚が見えなくなる?

障害者を取り巻く「健常者」からすると、例えば、統合失調症患者の幻聴・幻覚は無い方がいいかもしれませんが、先日ご紹介した草間彌生さんは、幻聴・幻覚を表現することから、独自のアートを創りだしたと言われています。

この視点で考えると、「障害を取り除く研究」ではなく「障害を活かす研究」こそ進んだら、世界はもっと加速するのになと、僕は考えました。

あなたは、どうお考えですか?

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No Adaptive, No Life.

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