乙武洋匡さんの「日本の学校は、サラリーマン養成所」というツイッターでの発言に深く共感!

乙武洋匡さんとお友達の方がいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください!

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

乙武洋匡さんの「日本の学校は、サラリーマン養成所」というツイッターでの発言が、インターネット上でバズっていますね。


写真元:http://www.huffingtonpost.jp
 

これ、個人的には、深く同感です。

僕はよく、このプロジェクト(「障害は環境を変えると能力になる」というプロジェクト)を通して、

日本の公教育の中での障害児教育は、障害児を健常時に近づける教育。

言い換えれば、障害児が健常者社会で働けるようにするための教育をしている。

と、お話しています。

これに対し、僕(このプロジェクト)の意見は、

障害児を健常時に近づける教育ではなく、障害児がその障害を思いっきり活かして、世の中に一石を投じる「モノ」がつくれる環境をつくろーよ!

というものです。

乙武さんは、ご自身のツイッターで、

スティーブ・ジョブズもビル・ゲイツも発達障害だと言われている。

もし彼らが日本のような「サラリーマン養成所」で教育を受けていたら、はたしてアップルやマイクロソフトはこの世に誕生していただろうか。

翻って、日本の教育は国際的に活躍する可能性を秘めた子どもの才能を潰してはいないだろうか。

とお話されていますが、これ、正にそうなのです!!

もう、今すぐ、乙武さんと対談したい気持ちでいっぱいです。

ということで、乙武洋匡さんとお友達の方がいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください!

 
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
No Adaptive, No Life.

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狙われる軽度の知的障害の女性:NHKおはよう日本

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人間育成の基本は家庭教育と学校教育

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

先日、NHKのサイトで「狙われる:軽度の知的障害の女性」という記事を目にしました。

スクリーンショット 2014-07-24 16.26.37

こういう記事を読むと、「知らないだけで、闇は限りなく深いな」という感想を持ちます。

この記事では、「知的障害の女性たちをどう守るか」というところに論点が当てられていましたが、僕が注目したのは、

・キャバクラ
・デリバリーヘルス
・風俗

で働く、知的障害の女性たちの生い立ち。
 

この記事で紹介されているアミさんは、

幼いころは、酔った両親から毎日のように虐待を受け、学校では授業がほとんど理解できず、高校から、障害者のための特別支援学校に通った。

とのこと。

つまりは、障害があるから彼女は風俗の道に進んだとは言いがたく、「彼女の家庭教育・学校教育が、彼女を風俗の道に進ませた」と言えるのではないでしょうか。

この点で考えると、障害の有無に関わらず、人間育成の基本は、やっぱり、

・家庭教育
・学校教育

にあるんですね。

だもん、

障害の有無にかかわらず、家庭も学校も、本気で子育てをしないとですね!

この一言、自分にも、よくよく言い聞かせたいと思います。

 
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
No Adaptive, No Life.

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この時期になると、必ずと言っていい程24時間テレビの制作会社から電話がかかってきます。

スクリーンショット 2014-07-20 20.18.20

個人メディアがこれだけあるこの時代、日本のメディアも「在り方」を考えた方がいいよね。

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

僕は、障害児者のためのスポーツ教室を主宰しています。

この活動は、NPO法人で行っているのですが、任意団体時代から数えると、もう14年目になります。

そのためでしょうか、この時期になると、必ずと言っていい程、24時間テレビの制作会社から、

・●●で
・●●ができて
・でも●●は理解できる

障害児をご紹介いただけませんかね?

って、電話がかかってきます。

この電話には、いつもイラッとします。

なぜなら、対象者ありきではなく、

・数字ありき
・見た目ありき

で番組を制作、視聴者の感情を動かそうとしているからです。
 

あ、念の為に言っておきますと、24時間テレビを全面に否定するつもりはありません。

僕の知人・友人で、24時間テレビを見て、「勇気をもらった」「明日からの活力が湧いてきた!」という障害児者も、沢山いますからね。

でもね、

・行き過ぎた取材
・ドキュメンタリーじゃなくなっている台本

は、辞めようよ。

というのが、正直なところ。

ちなみに、これと同じことが、Global Pressでも書かれていたので、ご紹介します。

スクリーンショット 2014-07-20 20.18.20

個人メディアがこれだけあるこの時代、日本のメディアも「在り方」を考えた方がいいよね。

 
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
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レポートがコピペかどうか判定できる『剽窃チェッカー』

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コピーを見抜く技術も凄いけど、真意を見抜く知識と理性こそ、身につけたい(インストールしたい)ものです。

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

先日、「レポートがコピペかどうか判定できる『剽窃チェッカー』デスクトップ版、Word・PDFなど複数ファイル比較が可能」という記事を読みました。

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これを読んで、僕が思ったことは2つ、

1つ目は、ネットのコピペで提出できてしまうような課題を出すほうが悪い。

2つ目は、ネットのコピペかどうか、内容を見て判断できない出題者の知識力に問題がある。

ということ。

先だって、世間の注目を浴びた、理研のSTAP細胞論文もそうですが、世の中として大切なことは、その論文がコピーだったかどうかではなく、

・その研究結果は事実か
・その研究結果は汎用性があるか
・その研究結果は世界を1mm前に進めるきっかけになるか

だと、僕は思います。

コピーを見抜く技術も凄いけど、真意を見抜く知識と理性こそ、身につけたい(インストールしたい)ものです。

 
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No Adaptive, No Life.

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「非常識」を「常識」にするだけで「できない」と思っていたことが一瞬で「できること」に変わります。

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「できない」というのは、大抵、あなたの思い込みに過ぎない。

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

コレを長年やっている僕達としては、もはやこっちが「常識」なのですが・・・

僕が主宰する「障害があっても家族みんなで楽しめちゃうラフティング教室」では、ラフティング界で「非常識」とされていることを行っています。

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非常識→常識

とするだけで、

「できない」と思っていたことが、一瞬で「できること」

に、変わります。^^

つまり、「『できない』というのは、大抵の場合、あなたの思い込みに過ぎない」ということです。

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アスペルガー・発達障害児者には「インターン」を!

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当事者にとっても、受け入れ側にとっても「余白」を知ることは必要不可欠

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

僕は、大学・専門学校で講義を行うのですが、その際にはよく、

卒業してすぐに働かなくてもいい。

むしろ、1年間はしっかりとインターンをしなさい。

という話をしています。

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こういう話をすると、世間からは、

「何を行っているんだ、大学を卒業したらすぐに働いて納税をさせろ!」

と叱られるかも知れませんが、今の大学生、特に体育系大学生には、「インターン」の時間が不可欠だと、僕は考えています。

その理由は、「体育系大学生は、競技レベル問わず、大学4年生までしっかりと部活をしてしまう学生が多いから」です。
 

高校までスポーツ1本の子が、大学に入り、大学でも4年間みっちりと部活に励む。

これ、一見、美しくていいですよね。

でもね、こういう学生は、決まって「人間の余白」が無いんです。

「人間の余白が無い」というのは、

・融通がきかない
・決まりしか守れない
・適当にうまくやるということができない

ということ。

こういう学生が、卒業と同時に社会にでると、理想と現実のギャップが大きすぎて、社会人1年目でリタイアしてしまうんですよね。

この「社会人1年目のリタイア」は、いま、企業でも教育機関でも当たり前の様に多発しています。

だからこそ!

大学4年間みっちり部活をやるのならば、卒業後1年間くらいは、学びを深め社会を学ぶ「インターン」をやるべきだと、僕は、考えています。

ちなみにこれ、アスペルガー・発達障害児者にも、同じことが言えますよね。
 

先日、こちらでもお伝えしましたが、いま、発達障害のある学生の就職率は、30%以下と言われています。

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この現状を踏まえ、また、アスペルガー・発達障害という障害の特性を考えると、「卒業と同時に就職」ってナンセンスですよね。

僕は、アスペルガー・発達障害児者にも、「インターン」を導入すべきだよなと、考えています。

アスペルガー・発達障害児者が、インターンを行うことがどういうことなのか、ちょっと一緒に考えてみましょう。
 

アスペルガー・発達障害 ✕ インターン

例えば、アスペルガー・発達障害児者がインターンをすることは、アスペルガー・発達障害当事者にとって、「自分の余白を知る良いチャンス」になります。

「当事者が自分の余白を知る」というのは、例えば、

「他者に褒められた!」
「グループワーク(作業)ができた!」
「難しいと思っていた仕事ができた!」

という、成功体験を積むこと。

これって、アスペルガー・発達障害児者にとっては、とても大事な経験ですよね。

また、「受け入れ側」を見ても、アスペルガー・発達障害児者をインターンとして向かい入れるのには、大きな意義があると思います。

その意義とは、

・伝わる声掛けの仕方を学ぶ
・「●●しかできない」という思い込みを外す
・アスペルガー・発達障害児者が能力を最大発揮する方法を知る

などです。

このように見ると、アスペルガー・発達障害児者がインターンを行うことは、「社会を善循環させるきっかけづくり」と言うことができますよね。

社会人1年目はインターン。

これ、法律にしたいくらいです。(笑)
 

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発達障害児は本当に急増しているのか?

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発達障害児が急増したのではなく、「発達障害」というラベルを付けられる子どもが急増したのではないか

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

今日、「発達障害の児童生徒急増 県内の「通級指導教室」不足」という記事を目にしました。

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この記事を読んでいて、2つの疑問が浮かびました。

その2つとは、

1.発達障害児は本当に急増しているのか
2.個別指導が必要な生徒は発達障害児だけか

です。
 

発達障害児は本当に急増しているのか

「発達障害児の急増」は、今に言われたことではありませんが、コレについて僕は、ずっと疑問視をしています。

なぜなら、今発達障害と言われる子どもたちは、僕が小学生の時の僕のクラスにもいたからです。

つまるところ、

発達障害児が急増したのではなく、「発達障害」というラベルを付けられる子どもが急増したのではないかと、思うんですよね。

ちなみに、このラベルを張っているのは、発達障害児の回りにいる大人。

また、大人がこれらラベルを貼る理由は、「●●がしやすいから」

この●●には、沢山の言葉が入りますが、例えばその1つに「教育」があると思います。
 

個別指導が必要な生徒は発達障害児だけか

ここで、上記2つ目に上げた「個別指導が必要な生徒は発達障害児だけか」に疑問が繋がるのですが、果たして、普通学校教育で「個別指導」を必要としているのは、発達障害児だけでしょうか?

先日、息子の小学校で学校公開があったので、授業参観に行きました。

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実は、息子の学級にも、発達障害の生徒が在籍しています。

授業の様子を見ている限り、発達障害のある生徒には、確かに個別指導(というか、サポートしてくれる先生)が必要だなと、感じました。

しかし、「個別指導を必要としているのは、その他の生徒も同じだよな」とも、感じました。

例えば、僕が参観した授業では、「勉強が得意な子」は退屈そうにしていて、「勉強が苦手な子」は違うことに興味関心を示していました。

ちなみに、この二人の生徒は、それぞれ「集中しなさい!」と、担任の先生に叱られていました。

でもね・・・

「この環境じゃ、僕だって集中できないよ!」というのが、僕の率直な感想です。

だって、勉強が得意な子は、やることがなくて退屈なわけで、勉強が苦手な子は、やりたいけどわからないから、違うことに興味関心が映るわけですから。

例えばですが、

・勉強が得意な子と苦手な子をバディーにする。

・勉強が得意な子には次なる課題を。勉強が苦手な子は先生の目が行き届く範囲に着席、集中の矛先を授業・先生に向ける。

など、勉強が得意な子は、得意な子なりに。勉強が苦手な子は、勉強が苦手な子なりに、「やること」を与えるって、必要だと思うんですよね。

これって、同じ授業をしている中でも、「いまやること」が異なるので、個別指導(個別教育)って言えますよね。

今の時代、こういう教育が必要だと、この日の参観で切に感じました。
 

教育を全体的に考える

現代は、「右向け右」で右を向く人が必要とされていないのに、学校教育では、戦後から変わらず、「右向け右」で右を向く人をつくっていますよね。

これには、やっぱり違和感しか感じません。

発達障害児の教育環境の改善と構築はもちろんだけど、僕が教育長なら、それと同時に、普通学校教育のやり方「全体」を見直したいなって、考えています。

ま、僕は教育長じゃないから、やるとしたら、新ルールの学校をつくっちゃうとかですかね。^^
 

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評価システムが無いから気づかない!「障害者就労事業で不正請求5億円余り」

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5億円になるまで気が付かないことが問題

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

先日、「障害者就労事業で不正請求5億円余り」というニュースが、NHKで報道されていました。

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障害者就労支援に携わらないと、全く知らないことだと思いますが、障害者就労事業者には、「障害者の就労支援をすると一人につき●円支給する」と約束された「補助金」があります。

この補助金が、今回のニュースになったんですね。

今回のニュースを簡単に説明すると、

「障害者の就労支援をすると一人につき●円支給する」という制度があるので、不当に「障害者のはたらく」を支援するという事業所が増え、気がついたら、不正請求が5億円にもなっていた

というものです。

これ、補助金欲しさに不正請求をしていた事業所も悪いですが、その不正請求を見抜けない制度にも、大きな問題がありますよね・・・。
 

そもそもの要因は評価システムがないこと

僕は、各地で講演をすると、必ずと言っていい程このお話しをするのですが、

・教育
・医療
・福祉

という分野が、世の中の発展する産業からどんどん遅れを取る理由には、これら3領域には「評価システム」が無いからだと、僕は考えています。

例えば、今回の障害者就労事業でいうと、

障害者就労事業が年間に、障害者をどれだけ就労(就職)させたのかに対して、ポイント制度を設け、そのポイントが高い事業所に補助金を出す。

という仕組みが組まれていたら、どうでしょう。

こうすることで、多くの障害者就労(就職)に導ける事業者が、力をつけ、結果、障害者の就労(就職)率が上がりますよね。
 

こういうお話をすると、

「そんなことしたら、頑張っているけど、障害者を就労(就職)させることができない事業所が報われないじゃないか!」

という声が上がってきそうですが・・・。

障害者就労事業で言うところの「障害者の就労(就職)率」って、会社でいうところの「業績」ですよね。

業績が上がらないと・・・会社は倒産します。

これが、基本ルールです。

にも関わらず、

・教育
・医療
・福祉

という領域では、業績を問わずに、予算を投入することが、往々にしてあるんですね。

だから、今回も5億円まで行かないと、不当請求に気づくことができなかったのでしょう。
 

障害者就労事業の目的は、就労支援事業者の生活の安定を図ることではなく、障害のある人が、世の中で仕事をし、独立して生活できる環境づくりです。

公的なお金は、価値あるところに投入し、是非とも有意義に使ってもらいたいと思います。

 
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No Adaptive, No Life.

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発達障害者の就職率は29%

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既存の枠に入ることが全てじゃない!

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

発達障害の大学生の就職支援始まる:専門施設や大学が後押し

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とニュースがありましたね。

僕が一番気になったのは、3ページ目の「支援進まず、低い就職率」という箇所。

社会福祉法人「北摂杉の子会」(大阪府高槻市)などが平成24年に全国の大学・短大259校に実施した調査では、発達障害の診断を受けた学生の休学・退学率は16.8%。

身体障害者(肢体不自由)の学生の約3倍に上る。

就職率も身体障害者が52%に対し、発達障害者は29%と低かった。

msn産経ニュースより抜粋

 

アスペルガー・発達障害という障害があると、就職率はこんなにも低くなるのですね。

その要因の一つに、アスペルガー・発達障害は見た目には「わかりにくい障害」だということが、あると思います。

また、アスペルガー・発達障害という障害のある人にとって、既存のルールや方法に沿って働くことが、「ぴったりではない」のも、要因の一つだと、僕は考えます。

僕が、このブログを通して行いたいことは、

アスペルガー・発達障害・自閉症という障害のある人が、既存の就職枠に努力して就職することの後押し

ではなく、

アスペルガー・発達障害・自閉症という障害のある人が、自信のもつスーパースペック(一般他者と比べ飛び抜けている能力)を活かして起業することの支援

です。

まずは1つ、具体的な事例を作りたいと思います。

 
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
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「iPad」と「DO-IT JAPAN」という環境がトモナオ君の能力を開花

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「僕、わかったんや。常識は環境によって作られる。だから常識なんて価値はないって。」

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

今日、2013年5月9日に朝日新聞に掲載された

・漢字も計算もiPadでできた

という記事を、見つけました。

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(↑写真をクリックすると拡大して記事が読めます)
 

「僕、わかったんや。常識は環境によって作られる。だから常識なんて価値はないって。」

という冒頭の一行が、とても印象的でした。

ここにも書いていることですが、僕は、「全ての能力の是非は環境が支配する」と、考えています。

トモナオ君の例で言えば、

・iPad
・DO-IT JAPAN

が彼の能力を最大化していますよね。

つまり、「iPad」や「DO-IT JAPAN」が、トモナオ君の能力を最大化する「環境」だと、言うことができます。

そんなトモナオ君でさえも、「iPad」や「DO-IT JAPAN」に出会うまで、辛く、苦しく、「死」まで考えていたといいます。
 

「スーパースペック」を持っている子どものための新な教育環境

戦後、何十年も変わらず、またこれからも変わらないことが予想される既存学校教育で、

・正しく読む
・正しく書く
・正しく計算する

ことを教えることも、大事なこと。

しかし、この普通学校教育は「規格内人間」をつくるシステムでしか無いことは、知られた事実。

であるのならば、

トモナオ君のように、環境が整うと開花する「スーパースペック」を持っている子どものための、新な教育環境を作ることが、今の社会では求められていると、強く思います。
 

その環境は健常時にも必要

新な教育環境は、「規格内人間」が求められていない現代、アスペルガーのトモナオ君だけに必要なことではなく、実は、普通学校教育を受けている、全ての子どもに必要なことであると、僕は思います。

是非とも、トモナオ君には、マサチューセッツ工科大学を主席で卒業してもらいたいですね。

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会える機会があったら、是非、トモナオ君にインタビューをしてみたいな。

 
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
No Adaptive, No Life.

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