「ディスレクシア=芸術的才能が豊か、みたいなイメージが定着したら困るな」

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飛び抜けた能力は障害とは必ずしもリンクしない

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

先日、

スピルバーグ監督「謎が解けた」! 学習障害「ディスレクシア」を告白

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というニュースが流れましたね。

スピルバーグ氏は2012年9月12日、学習障害を持つ若者向けのサイト「Friends of Quinn(フレンズ・オブ・クイン)」の独占インタビューに登場した。

スピルバーグ氏は5年前に「ディスレクシア」と診断されたことを初めて明かし、学生のころ読み書きのレベルが同級生より遅れていたことについて「謎が解けた」と振り返った。

(JCASTニュースより抜粋)

 
とのことです。
 

こういう著名人の告白は、同じ障害を持つ人にとって、勇気がでることですよね。

ここにも掲載されていますが、過去、同様の告白をしたトム・クルーズさんは、ディスレクシアについての理解を推奨する映画を製作したり、学習障害を持つ子どもを支援したりと、積極的に啓発活動をしていると、言われています。

でも、僕が注目した一行は、ここではなく、

「スピルバーグのカミングアウトで、ディスレクシア=いじめられっこ、ディスレクシア=芸術的才能が豊か、みたいなイメージが定着したら困るな」という意見もあった。

と言う箇所です。

これと同じことを、先日独占インタビューをさせていただいたアズ直子さんがおっしゃっていました。

直子さんのインタビューについては、また別途ここでご紹介したいと思います。

 
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
No Adaptive, No Life.

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「障害を能力に変える」とは、別の言い方をすれば「視点を変える」ということ

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収集家は研究家である

こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。

「障害を能力に変える」とは、別の言い方をすれば「視点を変える」ということです。
 

収集家は研究家?

例えば、

・収集家

っていますよね。

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・切手
・キャップ
・フィギア

などを集める人です。

彼らは、

・切手
・キャップ
・フィギア

などが好きで、それらを収集をするわけですが、彼らはただ集めるだけでなく、収集するソレについて、並外れた知識を持っていたりします。

つまり「研究家としての才もある」ということですよね。
 

収集家は研究家になれる!

ただ好きなモノを収集するだけだと、その収集する物質に相応の価値がなければ、その収集行為は、仕事になりません。

しかし、収集したものを並外れた知識をもって「研究」し、更には、その研究結果を欲しがっている対象に対して「発表」することができれば、その収集行為は、十分仕事になります。

これ、障害が能力に変わったってことですよね。^^

 
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
No Adaptive, No Life.

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