2日目のライブ後半は「切り絵」でカバを作りました。
こんにちは、障害を能力に変える環境づくりプロデューサーの齊藤直です。
今月7日から15日までアール・ブリュット展in荏原(品川)が開催。
同展示会に、渡邊義紘は「折り葉®」を出展すると共に、10日11日の2日間で折り葉®と切り絵ののライブ製作を行いました。
今日はライブ1日目の様子をお届けします。
2日目も会場に到着すると、既に多くの人だかりが。
渡邊義紘はこの日も折り葉®の製作からライブをスタート。
折り葉®製作中は葉に行きを吹きかけ、折り目を付きやすくしています。
数分のうちに、渡邊の手の中から折り葉®の動物たちが生まれます。
上の動画でご覧いただきました通り、数分で「カバ」と「ゾウ」を製作
こちらは、「とぐろを巻いた蛇」
こちらは、「おすわりをした子犬」です。
その他にも「アルマジロ」「イノシシ」「地を這う蛇」を作りました。
この日の後半は「切り絵」のライブを実施
切り絵のライブが始まると、ご覧の人だかりです。
制作しているのは、カバ。
なんと2枚重ねでカバを切っています。
時間が経つにつれ、1枚の紙からカバの姿が・・・。
40分を経過する頃には、カバの顔が見えてきました。
大きなはさみで繊細なカバが生み出されるのは、目の前で見ていても、どうしてこんなことができるのか、不思議でなりません。
ここまでの制作風景をノーカット動画でご覧ください。
いかがですか?
本当に大きなはさみ1つでこの切り絵の製作をしていることがお分かりいただけると思います。
切り終わったら2匹のカバを、丁寧に離します。
このままだと細い切れ端が乾燥で跳ね上がってしまうので、後できれいにはがせるテープで仮止めをします。
渡邊がテープを貼ると、カバのきれいなシルエットが見えてきました。
テープを貼った面はテープだらけになりますが・・・
裏返すと、今にも動き出しそうなリアリティーあふれるカバが姿を表しました。
ライブ終了後、渡邊義紘自ら閉会の挨拶。(笑)
分かりにくい発語での挨拶を、ご来場者のみなさんが優しい笑顔で最後まで聞いてくださいました。
今後のスケジュール
アール・ブリュット展in荏原(品川)が15日に終わったばかりですが、昨日17日からは、「移動する港Ⅱ「小さなパリ展-アール・ブリュット ジャポネⅡの作家たち(東京 八王子にて開催)」に作品を出展しております。
同展示会でも、11月23日(祝)24日(土)に折り葉®と切り絵のライブ製作を行ないますので、是非会場に遊びにいらしてください。
渡邊義紘の世界デビューを応援して下さい!
こちらでは、「自閉症の天才切り絵作家・渡邊義紘を世界へ!」と題して、クラウドファンディングを行っております。引き続き、皆様の応援を宜しくお願い致します!
「障害」は環境を変えると「能力」になる!
No Adaptive, No Life.